【春夏秋冬】四季の食材の食べ合わせとその効能を10コまとめました。

【春夏秋冬】四季の食材の食べ合わせとその効能を10コまとめました。

Tommy
Tommy

こんにちはTommyです。

今回は四季に合わせた食材の食べ合わせと
その効能を10コ勉強していこう!

最近は季節に関係なく
野菜が買える時代だから、

『食べたいもの』

しか食べることがなくなる風潮があるよね。

 

たしかにスーパーに行っても
いつでも同じ野菜やお肉やお魚が
並んでるイメージがあるよね。

一応、季節に合わせた食材も出てるけど
そんなに多くはないかなぁ。

Tommy
Tommy

便利な世の中になったけど

失っているものもたくさんあると思うな。

でも、知らないって言うこともあるから
勉強してくれるといいな。

【春夏秋冬】四季の食材の食べ合わせとその効能を10コまとめました。

春の味

春といえばどんな食材を思い浮かべますか?

タラの芽、菜の花、ふきのとうなどの
山菜やたけのこなど『苦味のある春野菜』
ではないでしょうか。

僕は料理人20年の生活の中で

一番最初は和食の世界を学びました。

和食では

春の皿には苦味を盛れ

と言われてきました。

日本では昔から

春野菜が持つ苦味や香りは

心身ともに刺激され、

活性化するといわれています。

春の野菜には

『解毒作用』
『抗酸化作用』

これらの働きの高いものが多く、
冬の間にため込んだ老廃物を
排出してくれます。

暖かい季節にむけて、
身体を整え、季節の変わり目に
身体を病ませぬようにしてくれます。

夏の味

夏といえばどんな食材を思い浮かべますか?

夏はその暑さから

『体を冷やす野菜』

が多く収穫されます。

体を冷やす野菜の多くは、
暖かい地域で、夏収穫します。

また、『体を温める野菜』の多くは
寒い地域で冬に収穫するものがおおいです。

さらに、

・上に向かって育つ野菜は体を冷やす野菜
・下に向かって育つ野菜は体を温める野菜

全てではないですが
多くがこれに当てはまります。

・アウトドアを楽しめる季節
・インドアを楽しめる季節

人によって例外はあれど、
季節と動物の行動が
野菜の育ち方にも表れているようですね。

秋の味

秋のといえばどんな食材を思い浮かべますか?

僕は料理一番の旨みの詰まった

『ジビエ』です。

秋は食材自体がとっても美味しく
栄養素も高い食材が豊富です。

インドアになりがちな冬に向けて、
栄養を蓄えるという時期でもあるからです。

動物的には

『冬眠』

に備える時期でもあります。

そして、

秋から冬にかけて

上質な脂肪と

栄養素をため込んだ『ジビエ』は

家畜の肉とは比べ物にならない
格別のおいしさを持っています。

人の手で育てられる家畜と違い

野生で育った鳥獣の肉は

筋肉質で余分な脂肪分が少なく
上質な無駄のない脂肪がついています。

・高タンパク
・高ミネラル
・低カロリー

まさに肉を食べる上で

最もパーフェクトな三拍子がそろっています。

その他にも

鉄分やリノレン酸がたっぷり含まれています。

動脈硬化を抑制する作用もあります。

冬の味

冬といえばどんな食材を思い浮かべますか?

冬といえば僕は「鍋」を思い浮かべます。

昆布出汁のシンプルな鍋出汁に

・しゃぶしゃぶ
・すき焼き
・豆乳鍋
・キムチ鍋
・水炊き

鍋はつくるのもとっても簡単です。

野菜も肉も魚もたっぷり摂れます。

水溶性のビタミンを多く含む

・白菜
・にんじん
・ブロッコリーなどは、

茹でるとビタミンが水に溶けてしまう

と言う話を聞いたことはありませんか?

でも、鍋の場合はスープも一緒に楽しめるので

溶け出してしまった栄養素も

余すことなく取り入れることができます。

ただし

鍋で使う野菜や肉や魚の素材には

気を付けてみてください。

全ての食材を

オーガニックやジビエといった食材を使うだけで

いつもの鍋がとっても美味しく、栄養満点になるはずです。

もちろん出汁やつけダレのポン酢など

食品添加物が入っていない市販のものを使用するか

自分で作るようにしましょう。

四季の食べ合わせ

人類は食べ物について

・いつも健康ばかり考えている人
・全く気にせずになんでも食べる人

と真っ二つに分かれます。

どちらをとっても

不健康には変わりないわけですが

それでも何を食べるか?

食べないとか。

そればかり考えてしまうものですね。

四季の食材の食事について
お伝えしてきましたが

『食べ物に関しても単品のみを食べる』

というだけで考えるというのはよくありません。

遠い昔の時代から現代にいたるまで

生み出されてきた料理は様々ではありますが

人類は食べ合わせによる
美味しい料理を進化させてきました。

では馴染みの食べ合わせの意味について

少し考えてみましょう。

食べ合わせの一例

魚の刺身と紫蘇の葉またはわさび

これはお刺身といえばこれ!

と言う組み合わせですよね。

この組み合わせの意味は

魚のもつ毒を解毒するものとして

昔から紫蘇わさびは使用されてきました。

また紫蘇は漢方において胃薬として使われる生薬で

動物食の胃への負担を軽減する意味もあります。

肉とハーブ

この組み合わせもよく目にすると思います。

ステーキハウスなどに行けば

鉄板の上にはクレソンやルッコラがのっていたりしますよね。

イタリアンやフレンチでは

ローズマリーやタイムなどを

香り付けでマリネしていたりします。

こういったハーブの効能は

酸化防止
苦味と塩の相乗効果で食欲を刺激し
胃を助ける役割があります。

お肉の鉄板ネタといえばガーリック。

ガーリックもステーキと非常に相性が良いです。

ガーリックの効能もハーブと同じく

食欲中枢を刺激し胃を助けてくれます。

焼き魚に大根おろし

自宅で焼き魚を食べる時
皆さん大根おろしをつけませんか?

嫌いという方以外は、

皆さん進んで

大根おろしをセットで食べると思います。

大根おろしには

消化酵素が含まれており消化を助けます。

魚の焦げは

ジアスターゼという物質が

発ガン物質を中和するといわれます。

ちなみに魚の焼いた香りは

メイラード反応と言って

食欲中枢を香りで刺激し

胃液を出し、消化をよくしてくれます。

大根おろしは生で食べるのが一般的ですが

ビタミンCがわりと多く含まれています。

味の組み合わせとしても

焼かれた魚の濃いめの味とあたたかさ

薄くやや辛めな感じの大根おろしの味が

お互いのとがったところを

打ち消す組み合わせになっています。

揚げ物とキャベツ

とんかつやフライものには

基本的にキャベツのコールスローが添えてありますよね。

これにも理由があるのですが

キャベツはミネラル豊富な食材で

ビタミンUというビタミンを含みます。

このビタミンUは胃腸を保護する作用があります。

油っこい揚げ物と相性がよく

食物繊維も多く含み

酸化した油を体の外に出す作用があります。

納豆とオクラ

納豆を食べるとき、オクラを入れますか?

これは旬の問題もあり

全ての人がやるわけではないと思いますので

鉄板ネタではないかもしれません。

納豆とオクラネバネバは

ムコ多糖類と言います。

・免疫調整作用
・抗血栓作用

この二つの作用が非常に優れてきます。

納豆とオクラの組み合わせで
ビタミンB群が豊富に取ることができます。

さらにネギなどを入れれば、

ネギの成分のアリシンによって
ビタミンB1などの吸収率を
高めてくれるのです。

納豆にはビタミンCは
あまり含まれていませんので
ビタミンCを多く含むネギと
一緒に食べることで体に良いでしょう。

レバーニラ炒め

レバニラ炒めは大人になって

とても好きなった印象があります。

子供の頃は

レバーの苦味がなんとも苦味でした。

今となってみれば
この組み合わせもちゃんとした意味があります。

レバーはいろいろな食材の中でも
最も栄養素が高い方です。

ニラにはネギ同様にアリシンが含まれていて
ビタミンBなどの吸収を高めてくれます。

レバーは肝臓になりますので、
機能の特徴として

毒を貯め込みやすい臓器です。

それにより、匂いが気になり苦手。

という方も少なくはないでしょう。

そこでニラのガーリック臭は
この臭みも軽減してくれます。

また、食感という意味でも
パサっとしたレバーと

シャキッとしたニラは相性がよいです。

はちみつレモン

この組み合わせは

好きな方も多いのではないでしょうか。

冬は温めてのみ

夏は炭酸と割って飲む。

とっても万能で

美味しくいただける組み合わせですね。

もちろん料理にも

焼いた鶏肉や

魚のムニエルなんかに加えると

相性いいですね。

はちみつは

糖類で砂糖なので

反対派の方は避けてる方もいるとおもいます。

でも、昔から東洋医学では

貧困の時代に

天然のはちみつなどで
活力維持をしていたそうです。

滋養強壮薬という点で優れていて
甘すぎるという味覚的感覚から
レモンの酸味を加えていたのです。

また糖類はエネルギー補充として作用します。

そこに、レモンのクエン酸や

ビタミン類は疲労を回復してくれます。

スポーツ選手や体力消耗の激しいひとは

自家製の『天然はちみつレモン水』

がおすすめです。

カレースパイスとらっきょなどの付け合わせ

カレーは僕にとってみると

料理として見たときに

とても天才的な料理です。

いろんなスパイスを組み合わせて
とっても美味しく出来上がる。

たいして高い材料を使用しなくても

あれだけの美味しくて

ご飯に合うスープは素晴らしいと思います。

そして

カレーに合わせる付け合わせは

やはり甘酸っぱい『らっきょう』などの
ピクルスがよく合いますよね。

らっきょうを例にあげると

『らっきょう』の成分アリシンが
ビタミン群の吸収を助けてくれます。

ではスパイスはどうでしょう。

例えばターメリックは『うこん』で漢方でもあります。

漢方の煎じ方と同じように
単体ではなく複数を混ぜ合わせることにより効果を向上させます。

さらに例えると

黒胡椒とターメリックが一緒になると
ターメリックの働きが増します。

胡椒の成分が
クルクミンの効力を増加してくれますよ。

トマトとブロッコリーとパスタ

この食べ合わせは

皆さん一度は食べたことがあるでしょう。

パスタといえば鉄板のトマトパスタ。

パスタ屋さんには

季節野菜のトマトパスタは

必ずありますよね。

栄養学的にはトマトは
多くのビタミンやミネラル
リコピンやクエン酸を含みます。

暑い夏でほてった体を冷ますような作用があります。

トマトとの相性では
アボガドやブロッコリーの組み合わせで

がんリスクを下げることができます。

このあたりも

トマトやブロッコリーを単体というより
組み合わせで食べることにより効果があります。

・栄養素
・体を冷ます作用
・トマトの酸味

これらの複合的な味が
夏の体はほっするのでしょうね。

ごはんと味噌汁

最後は日本人では鉄板の組み合わせです。

日本人である以上

この組み合わせは
身体が惹かれる組み合わせですよね。

毎日食べてもあきず

具の組み合わせを変えるだけで
とっても美味しく食べれます。

一方『ごはん』はというと

最近では、糖質制限などにより
お米を食べない人もいるようですね。

ごはんは白米よりも
玄米をおすすめしています。

玄米は糠もあり、
糖質以外の栄養素も摂ることができるため
白米に比べると身体への影響は格段に良いです。

ただし

玄米は皮ごと食べるがゆえに
注意すべき点がいくつかあります。

玄米に興味を持った方
玄米を食べている方は

一度こちらの記事で
玄米の選び方を見直してみるのもいいでしょう。

話を戻しますが

玄米といえども
大部分は炭水化物であり
エネルギー源としての役割が主になります。

じゃ味噌はというと

タンパク質が豊富で
三大栄養素をカバーしています。

また味が淡泊なご飯と

味が濃い味噌汁の組み合わせは
美味しいですね。

食べ合わせによる身体への変化は

米と味噌で身体を温める組み合わせです。

まとめ

今回、季節の食材と
おすすめの組み合わせについて解説しました。

他にもたくさんありますが

一番重要かことは

旬を食べるということ。

通年食べられる食材もありますが

地球・宇宙・陰と陽

生き物が生きていく上では
避けることはできません。

あまつちのお恵みと
それをつくられた方々に感謝して
料理し、食べましょう。

本来は西洋医学的な薬ではなく
自然のもので体を整えていくことこそ
生物が生きていくということなのです。

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